エコトピア科学研究所 ナノマテリアル科学研究部門

未来材料・システム研究所併担研究グループ

機能物質工学
(結晶材料工学 ナノ構造制御工学講座(協力講座)

スタッフ

授: 余語 利信
准教授:坂本 渉
助教: 林 幸壱朗

研究概要

化学的手法によるナノ構造制御材料の合成と評価について研究を行っている。化学結合、配向、二次元、三次元構造などの制御による高機能・新機能ナノマテリアルの合成をめざすとともに、生体および地球環境に調和する機能性材料の創製を目的としている。このような高次構造制御により、磁性、強誘電性、導電性やそれらの複合機能を有し、環境と調和するナノマテリアルの研究、開発を行なっている。また、エネルギー変換機能を有するナノマテリアルについて、分子設計を用いた環境負荷低減用新規ナノマテリアルの合成を進めている。新物性、新機能を探索し、これらの発現因子を解明することにより、環境調和型機能材料の設計指針を確立することを目的としている。

研究テーマ

  • 機能性ナノ結晶粒子/有機ハイブリッドの合成と評価
  • 前駆体分子の設計による新材料の創製
  • 化学溶液法による機能性セラミックスの合成と評価
  • 環境調和型ハイブリッド材料の合成と評価
  • 環境負荷低減用機能性材料の創製

16.余語研.jpg
(図をクリックすると拡大します)
これまでに開発したナノ構造制御機能材料:a)透明磁性ナノ粒子/有機ハイブリッド、b)外場応答性ハイブリッド、c)ナノ構造制御強誘電体薄膜

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