先端物理化学講座
理論・計算化学
スタッフ
教授： 岡崎 進
准教授： 篠田 渉
特任准教授：吉井 範行（CCS）
特任講師：安藤 嘉倫（CCS）
助教： 藤本 和士
研究概要
私たちの研究室では、ビーカーやフラスコではなくスーパーコンピュータを使って物理化学の研究を進めています。計算科学は今や理論と実験に次ぐ第３の研究手法であり、分子集合体において実験からは見えない分子ひとつひとつの動きや分子の集団構造などが、スーパーコンピュータを用いて運動方程式を解くことにより、手に取るように見えてきます。
研究テーマ
- 京コンピュータを用いたウイルスの全原子シミュレーション
- 界面活性剤、高分子物性・機能のマルチスケールシミュレーション
- タンパク質と薬剤、また細胞膜など生体物質の分子動力学計算
- 脂質二重層膜の形態変化、膜融合の粗視化シミュレーション
- プロトン移動、分子振動緩和など量子ダイナミックスの理論的研究
マルチラメラベシクル、小児麻痺ウイルスの分子動力学シミュレーション（図をクリックすると拡大します）