本専攻は、分子レベルで生命現象を解明し、生体分子の機能を化学的な視点から理解すると共に、その機能を人工的に再構築して利用する幅広い領域を対象としている。この中で本専攻の学生は、核酸、タンパク質、糖鎖などの分子生命化学、それらを改変、再構築して応用する生体分子工学、遺伝子工学、さらに物質生産や環境化学、医用工学に関する研究を推進し、生命分子工学に関連する幅広い専門知識と実践的な研究遂行能力、問題解決能力を身に着け、社会で活躍できる人材を目指す。さらに、後期課程においては、より高度な専門知識と遂行能力を身につけ、未知の挑戦的な課題に対して世界に先駆けて取り組み、新たな研究フロンティアを開拓できる研究者となることを目指す。