粒径が10nm以下の半導体ナノ粒子は、バルク固体(単結晶など)と分子との中間に位置する材料です。このような領域の物質は、量子サイズ効果によって、その物理化学特性が粒子サイズによって大きく変化します。また、半導体ナノ粒子は、高い効率で発光し、その波長が粒子サイズによって変化することが知られています。この研究では、半導体粒子の光エッチング反応を利用して、ナノ粒子の粒径を精密に制御することにより、その発光波長を自在に制御することを目指します。さらに、半導体ナノ粒子を集積化することにより、新規な光エレクトロニクスデバイスを開発していきます。 |
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J. Phys. Chem. B, 110 (2006) 13314-13318.
J. Am. Chem. Soc, 129 (2007) 12388-12389
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