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OVERVIEW

About us

私たちはナノメートルより小さな空間の化学「ナノ空間の化学」について研究しています。ナノメートルサイズの空間は私たちが見ることのできるメートルサイズの空間とは全く異なった性質を有しています。例えばナノ空間では分子を捕まえる非常に強い力が働いたり、その捕まえた分子が通常とは全く異なった反応性を示したりすることが知られています。このナノ空間を金属錯体という物質を用いて、ビルを建築するのと同じように、自在に設計して構築し、そのナノ空間において新反応や新現象を見つけ出しています。また、私たちは「ナノ空間の化学」の基礎的な学術研究だけでなく、二酸化炭素の回収や熱エネルギーの有効利用等、様々なテーマで産学連携研究を行い、研究成果を社会に還元する取り組みも行っています。

NEWS

2025/9/22

特任助教Qu先生がEuroMOF 2025でWILEY ADVANCED Chemistry Europe Poster awardsを受賞しました。

2025/9/15

M2福地さんが 錯体化学会 第75回討論会で学生公演賞を受賞しました。

2025/6/15

EXPO.2025

2025/4/22

新歓をしました。

2025/4/2

お花見をしました。

2025/3/26-29

日本化学会2025に参加しました。

2025/3/25

卒業式が行われました。

2025/3/14

追いコンを開催しました。

2024/10/10-11

研究室旅行に行きました。

2024/9/25

Maxi送別会を行いました。

2024/9/18

錯体化学会第74回討論会に参加しました。

2024/7/11

院試激励会を行いました。

2024/6/3

ギャラリーを更新しました。

2024/5/21

ギャラリーを更新しました。

2024/4/19

ギャラリーを更新しました。

2024/3/25

ギャラリーを更新しました。

2024/3/21

ギャラリーを更新しました。

2024/3/15

ギャラリーを更新しました。

2024/2/29

ギャラリーを更新しました。

2023/12/27

ギャラリーを更新しました。

2023/12/9

ギャラリーを更新しました。

2023/10/4

ギャラリーを更新しました。

2023/10/3

M2浅井俊哉が錯体化学会 第73回討論会でポスター賞を受賞しました。

2023/9/27

ギャラリーを更新しました。

2023/9/14

ギャラリーを更新しました。

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RESEARCH

ナノポーラス金属錯体とは?

ナノポーラス金属錯体とは、金属錯体で作られるナノ多孔性物質の総称です。その中でも金属イオンと有機分子が配位結合を介して無数につながり、マクロな骨格を成す物質はMetal–organic framework (MOF)とよばれています。ほとんどのMOFは結晶性であるため、骨格内部には均一なサイズのミクロ孔を無数に有し、様々な小分子を捕捉することができます。MOFを構成する有機配位子と金属イオンの組み合わせは無限にあり、また骨格構造も多様であるため、MOFは非常にバラエティに富んだ物質群です。そのため分子吸着に代表されるMOFの性質や機能も多岐にわたり、従来不可能とされていた選択的な分子捕捉を可能にするなど、優れた性質を有するMOFも当研究室で発見しています。また、ナノポーラス金属錯体は、錯体由来の光物性、磁性、伝導性などの物性と、ナノ空間の特性を融合させ、複合機能を創出する、新たなプラットフォームとしても期待される物質です。

研究紹介

MEMBERS

教授 松田 亮太郎

准教授 井口 弘章

特任准教授 土方 優

助教 日下 心平

特任助教 Liyuan QU

特任助教 Jenny Pirillo

メンバー