大槻研の研究業績(2021 年1月〜12月)
Research achievements (January - December 2021)
(Japanese / English)
学術論文(査読付き学術雑誌)Full paper
1.
*Jin Nakamura, Ryoya Ito, Ryohei Kozaki, Ayae Sugawara-Narutaki and *Chikara Ohtsuki,
“Organic modification of layered zirconium phosphate/phosphonate for controlled
release of therapeutic inorganic ions”, Science and Technology of Advanced
Materials, 22 [1], 1000-1012 (2021).
(DOI: 10.1080/14686996.2021.1993728)
2.
*Tomoyo Goto, Sung Hun Cho, Chikara Ohtsuki
and Tohru Sekino, “Selective adsorption of dyes on
TiO2-modified hydroxyapatite photocatalysts morphologically
controlled by solvothermal synthesis”, Journal of Environmental Chemical
Engineering, 9 [4], 105738 (2021). (DOI: 10.1016/j.jece.2021.105738)
3.
Yusuke Sugioka, Jin
Nakamura, Chikara Ohtsuki and *Ayae
Sugawara-Narutaki, “Thixotropic Hydrogels Composed of
Self-Assembled Nanofibers of Double-Hydrophobic Elastin-Like Block
Polypeptides”, International Journal of Molecular Science, 22
[8], 4104 (2021). (DOI: 10.3390/ijms22084104)
4.
*Jin Nakamura, Yuna Suzuki, Ryosuke Narukawa, Ayae Sugawara-Narutaki and *Chikara Ohtsuki, “Preparation of layered
calcium silicate organically modified with two types of functional groups for
varying chemical stability”, Journal of Asian Ceramic Societies, 9, 113-123 (2021). (DOI: 10.1080/21870764.2020.1854925)
5.
*Taishi Yokoi, Tomoyo Goto, Mitsuo Hara, Toru Sekino,
Takahiro Seki, Masanobu Kamitakahara, Chikara Ohtsuki, Satoshi Kitaoka, Seiji Takahashi and Masakazu
Kawashita, “Incorporation of tetracarboxylate
ions into octacalcium phosphate for the development
of next-generation biofriendly materials”, Communications Chemistry, 4,
Article number: 4 (2021). (DOI:
10.1038/s42004-020-00443-5)
国際会議での発表International conferences
1.
Ayae Sugawara-Narutaki, Kazuki Natsume, Jin Nakamura, Kazuhide Sato, Chikara
Ohtsuki, “Responses of Platelets and Endothelial Cells to Self-Assembled
Nanofibers of Elastin-Like Polypeptides”, The 43rd Annual Meeting of the
Japanese Society for Biomaterials and The 8th Asian Biomaterials Congress,
Nagoya Congress Center (with online), November 28-30, 2021. (Oral presentation
AO-1E12)
2.
Shoya Ono, Duc H. T. Le, Jin
Nakamura, Chikara Ohtsuki and Ayae
Sugawara-Narutaki, “Preparation of Nanorods by
Cooperative Assembly of Two Temperature Responsive Polypeptides”, The 43rd
Annual Meeting of the Japanese Society for Biomaterials and The 8th Asian
Biomaterials Congress, Nagoya Congress Center (with online), November
28-30, 2021. (Poster presentation AP2-08)
学会・研究会での発表 Domestic
conferences
1. 中村 仁,長尾昇一郎,大槻主税, “液相レーザープロセスによるジルコニア上での銀含有リン酸ジルコニウム粒子の形成”,第40回整形外科バイオマテリアル研究会,京都リサーチパーク,京都市,2021年12月11 日.(口頭発表09)
2. 小ア 稜平, 中村 仁, 大槻 主税, “フェニル基で修飾された層状リン酸ジルコニウムへのアルキルアミンのインターカレーション”, 第43回日本バイオマテリアル学会大会・第8回アジアバイオマテリアル学会, 名古屋国際会議場 (オンラインとのハイブリッド形式), 2021年11月28日〜30日. (ポスター発表JP2-11)
3. 大塚 陸渡, 中村 仁, 大槻 主税, “ソルボサーマル法により合成した層状リン酸ジルコニウムへの幹細胞の分化を促進する薬剤の導入と in vitro 評価”, 第43回日本バイオマテリアル学会大会・第8回アジアバイオマテリアル学会, 名古屋国際会議場 (オンラインとのハイブリッド形式), 2021年11月28日〜30日. (ポスター発表JP4-02)【日本バイオマテリアル学会優秀研究ポスター賞受賞】
4. 丹羽 壮太,鳴瀧 彩絵,中村 仁,大槻 主税,“両親媒性ポリマーを含有するシリカナノ粒子分散液へのせん断印加による粘度”,2021年度日本セラミックス協会東海支部学術研究発表会,オンライン(名古屋大学),2021年11月27日.(口頭発表C18)
5. 小ア稜平,中村 仁,大槻主税,“フェニル修飾層状リン酸ジルコニウムへのアルキルアミンのインターカレーション挙動” ,2021年度日本セラミックス協会東海支部学術研究発表会,オンライン(名古屋大学),2021年11月27日.(口頭発表D20)
6. 中村 仁,遠藤寛太,大槻主税,“銀イオン含有層状リン酸チタンの抗菌性および骨芽細胞増殖性評価”,第52回 中部化学関係学協会支部連合秋季大会,オンライン,2021年10月30日〜31日.(口頭発表A7-21)
7. 廣道 友亮,中村 仁,大槻主税,“有機修飾ケイ酸カルシウムの溶出液に含まれる水溶性化学種の解析”,公益社団法人日本セラミックス協会第34回秋季シンポジウム,オンライン,2021年9月1日〜3日.(口頭発表2N07)
8. 山口 廉弥,中村 仁,大槻主税,“フェニル修飾リン酸ジルコニウムに担持した医用無機イオンの徐放挙動”,公益社団法人日本セラミックス協会第34回秋季シンポジウム,オンライン,2021年9月1日〜3日.(口頭発表2N08)
9. 中村 仁,長尾昇一郎,大槻主税,“リン酸含有水溶液を用いた液相レーザープロセスによるジルコニアの表面改質”,公益社団法人日本セラミックス協会第34回秋季シンポジウム,オンライン,2021年9月1日〜3日.(口頭発表3N18)
10. 大塚 陸渡,遠藤 寛太,中村 仁,鳴瀧 彩絵,大槻 主税,“骨芽細胞への分化を促進する因子を導入した層状リン酸ジルコニウムのin vitro評価”,粉体粉末冶金協会2021年度春季大会,オンライン,2021年6月1日〜3日. (口頭発表8-7A)
11. 小ア稜平,中村 仁,鳴瀧彩絵,大槻主税,“フェニル基修飾量が異なる層状リン酸ジルコニウムへの第四級アンモニウムカチオンの担持” ,公益社団法人日本セラミックス協会2021年年会,オンライン開催,2021年3月23日〜25日.(口頭発表,3F03,公益社団法人日本セラミックス協会 2021年年会 講演予稿集)
12. 中村 仁,遠藤寛太,鳴瀧彩絵,大槻主税,“銀含有層状リン酸チタン表面での細胞および細菌応答” ,公益社団法人日本セラミックス協会2021年年会,オンライン開催,2021年3月23日〜25日.(口頭発表,3F04,公益社団法人日本セラミックス協会 2021年年会 講演予稿集)
13. 藤田尭久,中村 仁,鳴瀧彩絵,大槻主税,“有機修飾ケイ酸カルシウム中の鎖状ケイ酸の長さによる化学的性質の制御”,日本材料学会東海支部第15回学術講演会,オンライン開催,2021年3月4日.(口頭発表,講演206,日本材料学会東海支部第15回学術講演会講演論文集 pp. 53-54)【優秀講演賞(学術分野)受賞】
14. 廣道友亮,中村 仁,鳴瀧彩絵,大槻主税,“水溶液中において有機修飾ケイ酸カルシウムから溶出する化学種の解析”,日本材料学会東海支部第15回学術講演会,オンライン開催,2021年3月4日.(口頭発表,講演207,日本材料学会東海支部第15回学術講演会講演論文集 pp. 55-56)
15. 山口廉弥,中村 仁,鳴瀧彩絵,大槻主税,“コバルトイオンを含有するフェニル修飾リン酸ジルコニウムからの無機イオン徐放挙動の評価”,日本材料学会東海支部第15回学術講演会,オンライン開催,2021年3月4日.(口頭発表,講演208,日本材料学会東海支部第15回学術講演会講演論文集 pp. 57-58)
総説・解説・著書 Reviews &
Books
1.
中村 仁, 大槻主税, “層状リン酸化合物を利用する高機能生体材料の設計”, Phosphorus Letter, No. 101,
4-11 (2021).
2.
上高原理暢,大槻主税,“第11章 生体材料”,ベーシック無機材料科学,辰巳砂昌弘,今中信人 編,化学同人,2021,pp. 171-184. (ISBN978-4-7598-2024-9)