2019年度会長・理事長挨拶

過去の会長・理事長挨拶(2018年度


会長挨拶

2019年度 名大鏡友会会長
八島 栄次(化学生命工学科長、有機・高分子化学専攻)


 平成29年4月の工学部改組にともない、応用化学コースと生物機能工学コースが名実ともに融合し、新たに化学生命工学科が誕生したのを受け、平成30年5月に新同窓会として「名大鏡友会」が浅沼浩之初代会長と西山久雄理事長のもと華々しく発足致しました。両コース・教室ともに、長年密かに待ち望んでいたであろう新学科設立の英断を受けての新同窓会の誕生は、ある意味自然の流れであったと思います。折しも、指定国立大学法人としての指定を受け、岐阜大学との統合を意図した東海国立大学機構設立が認可され、我々を取り巻く環境もこれまでにない規模とスピードで大きく変貌しようとしています。こういった状況で、2つの組織が1つになることで、化学と生命化学・生物機能のほぼすべての教育・研究分野を網羅した新学科がうまれ、数千人を越える卒業生を輩出してきた同窓会が新たに誕生したことは、何物にも代え難い大きな力・唯一無二の財産になると思います。
 平成30年5月26日には、名大鏡友会発足会が平野眞一先生(元名大総長)を招いた記念講演会とともに開催され、令和元年5月25日には、新同窓会として初めての総会・代議委員会が岡本佳男先生(名大特別教授)の日本国際賞受賞のお祝いもかねた講演会とともに開催されました。新同窓会としての順調な船出に2代目会長として安堵しています。現役の学生さんや直近の卒業生の方々に新同窓会の意義を浸透するには、まだ少々時間がかかると思われるものの、名大鏡友会が新旧の卒業生の皆さまや現役の学生さんらにとって、かけがえのない拠り所になればと切に願うとともに、そうなるよう微力ながら努力してまいりたいと思います。
 最後に、名大鏡友会発足にご尽力頂いた諸先輩方・先生方、初代会長を務められた浅沼浩之先生、西山久雄理事長にこの場を借りて感謝申しあげます。

理事長挨拶

2019年度 名大鏡友会理事長
西山 久雄(S48)


 2018年度は、5月に新同窓会「名大鏡友会」が発足し、旧同窓会との移行期に入りました。年間行事は、応化会の行事を踏襲して、新会員歓迎会、総会、サロン、講演会の開催、学生優秀者の表彰(4年生、博士前期、博士後期)とスポーツ交流支援、ならびに東日本と関西支部の活動の支援を行いました。また、工学部から工学部特定基金への寄付依頼、化学生命工学科(本同窓会の学生母体)から学部学生の教育支援の寄付依頼を受け、理事会の承認を得て実施をいたしました。本同窓会の存在をアピールする良い機会として期待しています。一方、情報発信としてホームページの充実、会報の発行を行いました。その会報発行に連動した会費の納付時期を考慮すると共に、よりフレッシュな記事の内容とするため会報発行を早め、その原稿の締め切りを9月末といたしました。また、会費の納入が始まる時期に合わせ会計年度も1月から始めました。支出の約7割におよぶ会報発行の支出は、2020年版からは会費を納入した方のみへ送付することにして、経費を削減いたします。2019年3月には、大学院新三専攻から修了生が出て新しく正会員となる機に、入会金を復活し初年度会費を合わせて納入していただきました。今年度以降、支出を抑え良好かつ充実した運営ができるものと考えております。皆様には、本同窓会の円滑な運営に、ご協力とご支援を賜りますようお願い申し上げます。