渡邉信久教授 Nobuhisa Watanabe, Prof. (1962-2019)
渡邉先生は,高エネルギー物理学研究所・放射光実験施設でタンパク質用実験ステーションの建設・運営をされた後,北海道大学大学院先端生命科学研究院で准教授をされていました.あいちシンクロトロン光センターの建設に伴い2007年6月より名古屋大学大学院工学研究科・シンクロトロン光研究センターに教授として着任され,それ以来あいちシンクロトロン光センターの建設・運営に尽力されました.また名古屋大学大学院工学研究科の教授も兼任され,研究と学部・大学院教育に熱意を持って取り組んでおられました.構造生物学の発展と放射光利用の発展に多大なる貢献をされてきましたが,大変悲しく残念なことに,2019年(平成31年)3月26日にご逝去されました.ここに渡邉先生を偲び,謹んでご冥福をお祈りいたします. |
略歴 | |
1984.3 | 名古屋大学理学部化学科卒業 |
1986.3 | 名古屋大学大学院修士課程修了 |
1989.3 | 筑波大学大学院博士課程満了,博士(理学) |
1990.1 | 高エネルギー物理学研究所放射光実験施設助手 |
1999.10 | 北海道大学大学院理学研究科助教授 |
2006.4 | 北海道大学大学院先端生命科学研究院助教授 |
2007.6 | 名古屋大学シンクロトロン光研究センター教授 |