2020年度会長・理事長挨拶

過去の会長・理事長挨拶(2019年度2018年度


会長挨拶

2020年度 名大鏡友会会長
鳥本 司(化学生命工学科長、応用物質化学専攻)


 名大鏡友会会員の皆様には、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。平素より化学生命工学科の活動にご支援を頂き、厚く御礼を申し上げます。
 2017年4月の工学部改組によって化学生命工学科となりましたが、この年に初めて受け入れた学部生が、2020年度には4年生となり研究室に配属され卒業する年度となりました。改組後も私たち教室のアクティビティは非常に高く、数多くの学生と教員が多くの受賞の栄誉に浴しております。また2020年度は、名古屋大学と岐阜大学との統合によって東海国立大学機構となり、新たなスタートをきった初年でもあります。現時点では、統合による影響はあまり目立ってきておりませんが、今後大きく変貌していくものと期待されます。私たち学科の教員の異動では、2020年3月に松下裕秀教授および岡崎進教授がご定年退職されました。また、多くの若手の准教授・講師・助教の教員の方々もそれぞれの道に栄転されました。これまで長く教育・研究に携わって頂きましたこれらの教員の方々に深く御礼申し上げます。
 一方、ご存じのように現在の社会的な変動は非常に大きく、新型コロナウイルス感染症による社会活動の制限が顕著となってきております。大学においても、学生の教育や研究の体制について臨時の変更措置が急遽数多くなされようとしており、不安定な部分もこれから出てくるかもしれません。できる限り、従来のアクティビティを保ち、よりよい教育・研究を学生に提供していくように教職員一同奮闘しております。
 このように、2020年度はすでにいくつもの出来事があり、将来において振り返ったときに、大変思い出深い年となる予感がしております。何事にも負けずに前進しく所存ですので、今後とも私たち化学生命工学科への変わらぬご支援を引き続き賜りますよう御願いいたします。

理事長挨拶

2020年度 名大鏡友会理事長
西山 久雄(S48)


 令和2年1月1日付けにて名大鏡友会会報(CHEM-BIO)第2号(2020年版)が発行されました。各行事報告に加えて同期会だより、研究室だより、退職教員の現況、支部退職会員の現況、ならびに若手教員に研究について特別寄稿を依頼をしました。今後も、各年代の同窓生の寄稿をお願いして情報交換に役立てたいと思います。
 昨年令和元年度は、新会員歓迎会、総会、サロン、講演会を開催し、情報交換や交流を図り、学生優秀者の表彰とスポーツ交流支援、ならびに東日本と関西支部の活動の支援を行いました。特に5月の総会では日本国際賞を受賞された岡本佳男先生にご講演をしていただき感動いたしました。12月のサロンでは岡崎進先生に計算科学のご講演をいただく機会を得ることができ最先端の結果をお聞きでき有意義でした。
 令和2年4月には、学部新学科の化学生命工学科の初年度入学の学生が4年生に進級してまいりました。しかし研究室配属決定と新会員歓迎会のタイミングが合わず見直すことといたしました。また、新型コロナウイルス感染症の拡大によって、残念ですが総会・講演会を中止致しました。
 最後にお願いを一つ、会員の方(特に各学年の代議員の方)は、同期の方にご住所の登録をお勧めいただきたくお願い申し上げます。