メッセージ

教員からのメッセージ

講師の中谷です。実験科学の分野では、最初の段階で実験の基本的な進め方や技術を身につけ、自身の研究テーマのについてよく理解・把握し、最終的には自主的に研究を推進していく姿勢が重要です。また、自身の考えや意見を発展させるために、積極的にほかの研究者との議論に参加し、研究で自己を表現することが大切です。本研究室では、皆さんが上記のようなスキルと知識を身につけるための環境を提供し、将来研究者となるために必要な力や、企業の様々な部署で活躍できる力を養うことを目指しています。本研究室を志望される学生の皆さんは自己成長と学びの機会を大いに活かし、研究の中で自身の能力を高めていってください。

学生からのメッセージ

博士後期課程3年の笹原です(2023年度)。私は、分子動力学(MD)計算を用いてタンパク質の接着現象や、力学的特性に関わる現象の解明に取り組んでいます。そのほかにも堀研では各学生が多様なテーマを掲げ研究しています。

博士後期課程に進学すると、より専門的な研究に打ち込むことができます。それだけでなく、国内外の研究所への訪問や、国内外の学会への参加といった共同研究の機会も多く得られます。堀研では、産学連携にも力を入れているため企業との共同研究も積極的に推進しています。さらに、名古屋大学発のベンチャー企業、株式会社フレンドマイクローブとの連携も堀研の特徴の一つです。博士後期課程に進学し研究生活を通して力をつけることで、キャリアパスは無限に広がります。
学生の皆さん、一緒に堀研での研究生活を楽しみましょう。

共同研究先のマックスプランク研究所(ドイツ)を訪問。(写真左が笹原)

研究ディスカッションのため産業技術総合研究所(産総研)を訪問